香港では茶餐廳(チャーチャンテン)という香港発祥の飲食店が非常に多く、有名なチェーン店からローカルな家族経営のお店まで様々です。家賃が上がっていく過程で、個人経営のお店は経営難となり、その数は減りつつあり、どこもかしこもチェーン店になったと香港人の友人は不満を言っていましたが、先日行ったのが、どう考えても家族経営でしょ?というレトロなお店でした。
こんな感じの入り口です。入り口の左側には銭湯の番台の様な感じでおじいちゃんが座っていました。帰るときにここでお会計をします。「渡る世間は鬼ばかり」では赤木春恵さんが座っていたような席ですね!
レトロな床のタイルがなかなか良いのですが、画像の真ん中辺は人の通り道なので、すり減ったのでしょうか?歴史を感じます。そして椅子も色々な種類が混ざってます。
そして我々が座っているテーブル(画像の手前側)のすぐ近くにはなんと。。。残飯コーナー!!もうちょっと歩いて厨房まで持っていけば良いのに。。。
注文したのは朝食セット的なもので、ソーセージとオムレツと薄いトーストとマカロニスープに飲み物で33ドル(460円)でした。
伝票は何かの箱の裏側でしょうか?いわゆるボール紙ってやつですね。。
お店で働いている人とお客さん、そしてお客さん同士もお友達というか顔見知りの様で、あっちのテーブルとこっちのテーブルの間で大きな声でなんだか話していました。きっと香港のあちらこちらで裏道に入ると、地元の人に愛されるこういうお店があるんだろうな。。。色々と突っ込みどころもあるのですが、なんだか不思議な空間でした。自分も顔を覚えてもらえるくらいに通ってみようかなと思いました。
参考:wikipediaで茶餐廳についての記述が結構詳しく書いてありました。