以前住んでいた家から犬を獣医に連れて行く時に、タクシーで高速から何回か見かけた壁面アート。いつも一瞬のことで正確な場所も分からずにいました。
その後、引っ越しをしたので忘れていたのですが、先日、早朝着のフライトだったので家までタクシーに乗ったところ、ちょうど信号待ちで停車した交差点にそのウォールアートがありました。
今度は場所を記憶して先日、5年越し?の思いが叶い、間近で見てきました。1ブロックだけなのですが、連なるお店と働いている人の様子がモザイクで描かれています。
店頭に並んでいるフルーツも含めて鮮やかな色が素敵です。
そして働いている人達の躍動感が可愛い。
場所ですがここに書いてある通り、「油麻地果欄」(Yau Ma Tei Fruit Market)の西側にある壁です。住所でいうと渡船街(Ferry Street)になります。Yau Ma Tei駅からも歩いて5分ちょっとです。
マーケット自体は1913年に設立した歴史のある市場で、古い建物も多いですがまだ現役です。空港からのタクシーが通ったのは早朝5時過ぎでしたが、路上には大勢の上半身裸で入れ墨をした男性が、トラックから荷物を降ろしているのか、積んでいるのか分かりませんでしたが、賑わっていました。
私が行ったのは祝日の夕方でお店も閉まっていましたが、観光地としても評価は比較的高いようですので、このマーケットとセットでのお散歩ならおすすめです。
以前紹介したセントラルの洗練されたウォールアートも良いですが、こういう生活に根差したウォールアート、本当に良いなと思いました。猛暑に中、汗だくになりましたが、大満足でした。