前のマンションは小規模だったので管理会社からのお知らせはWhatsapp（グループチャット）で配信でした。コロナウィルスの感染者が出たよ！！とかもこちらでの連絡でした。
一方で今のマンションは棟数も階数も多く住民が多いからでしょうか？住民専用のアプリが有るんです。入居時に住民カードを作った時、IDとパスワードがシールで貼られており、こちらを使ってログインします。主な内容は下記の通りです。
・管理会社からのお知らせ
・クラブハウスの予約
・その他情報
管理会社からのお知らせはエレベーター、上下水道などの設備メンテナンスのお知らせなどで、設定によりますがプッシュ通知されるので便利です。こちら、昨日の画面です。
上から3番目の「Water Dripping ...」は窓ふきをした水が下の階のベランダにたれたとの事で〇棟のA室かB室の住民へ！！と限定されています。
そしてその下の「Throwing Object...」は高層階からポイ捨てされたタバコの吸い殻が下の方のベランダに着地したとのことで〇棟のE室向けに書かれており、この様な事があれば警察に通報すると警告しています。なお高層階からのポイ捨ては1万ドル（14万円）の罰金と6カ月の実刑判決がでる可能性があるとまで書かれています。前の家でも吸い殻が着地した事はありましたが、これは危険なので止めて欲しいです。
この記事でご紹介したかったのがこれではなく、上から2個目の「Temporary Suspention of Flush Water」です。
5月12日10時から16時、7棟の5階から12階の各世帯はFlush Water供給が停止されます。という通知です。
ここで香港の便利な所なのですが、各家庭に供給される水には2種類あります。
Fresh Water（食水）： 文字通り飲料水。シャワーの水もこちらです。
Flush Water（厠水）： こちらはトイレの水です。海水です。
従ってFlush Water（トイレの水）が停止されても、バケツでシャワーの水を流せば事足りるので、さほど大変ではないです。これは立地的に真水が不足しがちな香港ならではの事情なのですが、トイレを流すだけの水に飲料水を使う必要もないですしね。
当たり前ですがFresh Water（飲料水）が停止の場合、Flush Water（トイレの水）を使える訳ではありませんが、ミネラルウォーターの買い置きなどで対応もできますので、この水のシステム、便利だと思います。ただしこれが洗浄機能付きトイレの導入の障壁にもなっているようです。それでもこの記事によると伸びているそうです。あいにく私の活動圏内では見た事ないですが高級ホテルとかなら有るのですかね。
