またまた2か月以上さぼってしまいましたが元気にしております。。。色々と小ネタはあるのですが、何故、ここまでブログをさぼってしまったかと言うと今年から生活スタイルが大きく変わったからです。タイトルから想像できるかと思いますが1月から外に勤めにでております。
必ずしもコロナの影響だけではないのですが本業が非常に苦戦しておりました。それなりに頑張っていたつもりでしたが、先行き不透明というか、むしろ闇で、、、。このままではやばいと思い11月から職探しを始めました。永住権があるので、今の本業を継続しつつ、もう一社で働く事も可能なので、旧正月(2月)までには仕事を見つける事を目標に動き始めました。
【手始めに】
香港の転職サイトのトップと友人から聞いたJobsDBにまずは登録しました。
JobsDBの特徴としては企業からの求人の他、人材紹介エージェントさん経由の求人なども多数ある点です。まあ普通の機能ですがキーワードで検索が可能で、履歴書をアップする事でサイト内での応募が可能です。
また海外転職活動するならLinkedInだ!!との記事をどなたかのブログで読んで、そちらも登録しました。
【求人を検索して現実を知る】
なんとなく日系企業の香港オフィスなら、すんなりと仕事見つかるだろうなんて考えていたのですが、その様な見通しが全く甘かったと実感しました。業種にもよるかと思いますが、私が考えていた業種の場合、日本語、英語、普通話(北京語)、広東語、いずれもビジネスレベルと言いながら、就業経験は問いませんとかで、おそらくアシスタントとして働ける若い人を探している会社が多い印象を受けました。中国語がビジネスレベルではない私(おっさん)の経験なんて全くお呼びでないと知りました。
そこで検索キーワードを「Japanese Speaking」とか「Japnese Native」で探すと、それはそれで結構ヒットします。香港や欧米企業の香港支社が日本のクライアント対応や営業担当を探しているケースです。この時点から「日本人」という事だけを売りに仕事を探そうと幅広い業種を検索する様にしました。
「謎の求人」
「今なら入社祝いに12,000ドル!!」という水商売のお店の様な求人をJobsDBで発見。香港の大手通信企業なのですが某航空会社のマイレージプログラムの業務を受託していて、その日本人会員さんからの問い合わせに対応するチームのマネージャーと担当者の募集でした。
12,000ドルと言えば16万円程。欲しくない人、いないですよね??という事で早速、マネージャー職に応募しました。JobsDB内で応募すると「応募が先方に届きました」や「履歴書が閲覧されました」という現状が表示される仕組みがあります。自分の応募は先方に届いているのですが履歴書が閲覧される前に「この募集は終了しました」とのメッセージが来たので「誰か適任が見つかったんだな・・・」と諦めたところ、数日後に全く同じ募集が・・・。どういう事?
ちなみにJobsDBで応募しても履歴書を開かない限り氏名、最終学歴(大卒とかその程度)くらいしか表示されないので、何をもって不合格とされたのか謎です。どうしても16万円が欲しい自分はマネージャー職に再度、しれっと応募。更にはマネージャー職ではなく担当者にも応募をしたのですが、こちらも全く同じで履歴書が閲覧される前に募集終了。そして数日後に再度応募開始という流れ。さすがにこの会社への応募はそれきりにしましたが、3月に入ってもまだ募集しており謎は深まるばかりです。
「LinkedInで声がかかる」
アカウントを作ったものの、使い方を把握できておらず放置状態だったLinkedInで日系の人材紹介エージェントさんから紹介したい案件があるとメッセージを頂きました。何回かメールのやり取りをし、オンラインで面談をし、求人案件をご紹介頂き、応募する事にしました。このエージェントさん、こういう言い方はあれなんですけど、やっぱり日本人ってすごいなと思いました。応募にあたり私の過去の経歴をヒヤリングした上で、書類選考通過の為に履歴書をこういう視点で膨らませてと丁寧に指導をして下さいました。
その甲斐もあり書類選考を無事に通過し、オンラインでの一時面接も通過したのですが、コロナ第4波の影響で先方の会社が在宅勤務になり、いったん、採用活動を延期という事になってしまいました。これが11月末。旧正月までに・・・と目標にしていたので焦り始めました。
「JobsDBで応募しまくり、ついに・・・」
連日の様にJobsDBに張り付き10社近く応募しましたが、全く先に進めず暗澹としていたのですが、12月中旬、香港企業のパートタイムでの日本人営業担当募集を見つけました。一応、本業もそれなりに業務があるのでフルタイムで働くのは現実的にはなかなか大変だなと思っていたので即応募したら翌日に電話がかかってきて面接のスケジュールを設定。そしていざ面接にいったところ、最初から社長登場し、色々お話をし、その場で採用が決まりました。
1月から週3日勤務、それも本業のスケジュールもあるだろうから、前週に翌週の3日間のスケジュールを伝えれば良いという優しい配慮。そして雇用契約ではなく会社と会社の業務委託契約にしてもらいました(私の税金申告も簡単になるので)。
という事で無事にクリスマス前に職探しを終了する事ができました。
「職探しをしての感想」
自分の強みや弱みを再認識できたのが良かったと思いました。あと、不合格の場合も日本の様な「今後のご活躍をお祈り申し上げます・・・」と言う様な連絡は一社以外は無かったです。JobsDB から人材紹介エージェント経由の応募の場合も同様でした。
前述の日本人のエージェントさんは応募した会社の採用が中止になった後も、色々と紹介して下さったり、アドバイスを下さったりしたので、エージェントさんを使っての職探しの場合、エージェントさん選びも重要かと思いました。
週3日ではありますが定期的にオフィスに出社するのが7年ぶり以上。自分が知らなかった業界という事もあり学ぶ事も多くて新鮮なのですが、それが結果として本業のヒントになったりもしているので、本当にご縁があった事を感謝しています。大きな会社ではないので居心地は良いですが、唯一の不満がオフィスの冷房がきつすぎる事です(香港あるある)。
また時間を見つけて、ためこんだ小ネタを書いていきますので、今後とも宜しくお願い致します。