香港を「もっと」好きになる活動記録

香港が好き!!と自信を持って言える様に、香港の良い所に目を向けて行こうと思います。

コロナ第3波の到来で更に上がる防疫意識

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当初から香港域内での感染は限定的で、海外から戻った人の感染が発覚というケースが多かった香港ですが、ここに来て【第3波】という事急激に増えました。いわゆるクラスターが老人ホームや複数の飲食店で発生しており、政府も速やかに対策を打ち出しています。

 

なかでも驚いたのが7月15日から飲食店の営業は18時までという制約。以降はテイクアウトのみ可能という事です。規模が違うので単純比較はできませんが「夜の街での感染が・・・」とか言っているレベルではないです。一応、一週間という予定らしいので、またすぐに元の生活に戻れる事を願います。

 

元々感染症に関する意識は高い香港市民で、街中でもマスク率は限りなく100%でしたが、第3波到来による影響なのか、たまたまなのか、気付いた事があります。昨日外出の為にマンションのエレベーターに乗っていると、途中の階から合計で3人の住民が乗り込んできました。皆さんマスクをしているという事以外の共通点が、、、

 

手にティッシューペーパーを持っている。。。

 

3人全員です。エレベーターのボタンを押すときに素手で触りたくないみたいです。エレベーターのボタンは定期的に拭き取り除菌もしているし、エレベーターホールにはアルコール除菌のジェルが置いてあるのですが。。更にエレベーターを降りて外に出る所の扉もティッシューで開けていました。

 

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この様なマンションやショッピングモールの扉ですが、ティッシュで開けるならまだお行儀良い方で、最近は足で開ける人も頻繁に目にします(押して開ける方向の時は)。

 

そしてこれは以前からなのですが、前の人が開けた扉がゆっくりと閉まりかけている時に、後続の人が驚異的な瞬発力を発揮して扉に触れずに「シュッ」と通り抜ける。これを自分の中では「扉抜け」と呼んでいます。

 

日本だと自分が通る時に扉が閉まらない様にちょっと押さえて後続の人になんとなく引き継いでいくという感じですが、前の人に「扉抜け」をされると、ほぼ閉まった扉を自分が押し開ける必要が出てしまいます。もちろん香港人が全員そうという事ではなく、私の友人の香港人「扉抜け」を目撃すると自己中心的だと批判しています。

 

試しに扉抜けをやってみた事がありますが、瞬発力などが足りないと無様に扉に挟まる事になりますので、鍛錬が必要です。

 

話がそれましたが、エレベーターのボタンや扉を触らないという徹底した意識の高さは凄いと思います。自分が感染しないという事が、感染を広げないことにもなりますしね。。自分もここまで頑張ってきたのだから今更感染したくないという気持ちも強いので、粛々と手洗いと除菌を頑張ります。