香港でも潮干狩りを楽しむ事ができます。いくつかの場所が有名ですが、先週の月曜日に足を延ばしてランタオ島南部の水口湾(Shui Hau Wan)という所に行ってきました。想像以上に開放感があって気持ちの良い場所でしたのでご紹介します。
水口湾への行き方
場所はこちらです。
MTRの東涌駅(トンチョン駅)を出て、11番か23番のバスに乗ります。11番の乗り場が駅を出たショッピングモールの隣の屋根のあるバスターミナル、23番は道を渡った屋外のバスターミナルのいずれかになります。
降りるバス停は水口湾東(Shui Hau Village EAST)というバス停です。バス内では案内が無いのでグーグルマップを観ながら、左側にバスケかサッカーのグラウンドが見えたらボタンを押しておりました。東涌駅から30-40分くらいかかります。
降りた先にこのお店がありますので立ち寄りました。
道具を借りてからビーチへ
こちらのお店で道具を借りました。2人分で合計40ドル+デポジット100ドル(返却後に返金)でした。貸してもらえる一式がこちらです。
熊手、椅子、容器(ペットボトルを加工した物)、注意事項カード。
※環境保護の為に注意事項カードには穴が開いており、この穴よりも小さい貝はリリースする様にと促しています。あさりとハマグリの2種類がついていました。
道具を借りた店からバス通りを少し先に歩くと左に入る小道があります。
この様に長閑な道を10分程歩くとビーチに到着します。
平日という事もあり空いてはいますが、それでも潮干狩りをしている人が結構いました。この開放感が物凄く気持ちが良いです。
ビーチ自体は歩いても歩いてもくるぶしくらいまでしか水が無い遠浅なのでお子様連れも安心です。ただトイレ、シャワー、更衣室、お店は見当たらなかったので飲み物やトイレは道具を借りた場所で(シャワーがあるお店も周囲にありそうでした)。
潮干狩り開始
本当は干潮時が一番良いので、香港天文台のホームページで干潮の時間に合わせていくのが良いかと思います。
ただし水口湾はとにかく遠浅なので、いつ行っても大丈夫かと思います(採れるかどうかは別ですが・・・)
私が行った日は干潮が早朝だったりしたので潮は決して良い日ではありませんでした。借りた熊手でガリガリやるのですが、出てくるのは貝殻ばかり。月曜日だから週末に採り尽くされたのかもしれません。
単純に熊手で掘るだけなのですが、気温も高いので深く掘った方が良いのか?と思ったり試行錯誤もしましたが、結局はこまめに移動をしながら探すのが良い様です。2時間弱で20個くらいしか取れませんでしたが、近くいた人は大きなハマグリを見つけて大喜びしていました。
本能に火が付くと言うか、結構、夢中になります。我々よりも後に香港人の男女4人組が来たのですが、最初は足が濡れる!!とかキャーキャー騒いでいたお嬢さん、しばらくしてから気が付いたら四つん這いでガリガリやっていました🤣
持って行った方が良いもの
・虫よけ
ビーチまでの道のりが草むらなので有った方が良いです。
・日焼け止め、日よけ(帽子など)、飲み物
とにかくオープンスペースなので日差しが強いです。水分はとにかく多めに!!
・水着
私は水着で行きました。椅子に座っていると徐々に砂に椅子が沈み込むので波でお尻が濡れます。濡れても乾くので気にしないのであれば水着ではなくても大丈夫です。
・マリンシューズ
水陸両用のシューズです。ビーチサンダルだと歩きにくいですし、貝殻なども多いので足に怪我をするかもしれないので、有った方が断然良いです。旺角のスポーツ用品で随分前に購入しました。
まとめ
収穫はイマイチでしたが、都会の喧騒を忘れるような長閑で開放感のある景色に癒されました。暑さ対策は必須ですが楽しかったです。15時過ぎから18時くらいの間にいたのですが、帰りのバス、平日でしたが混みました。水口湾で乗った時点でぎりぎり座れましたが、週末は更に混むと思うので早めに帰った方が良いかもしれません。
そしてもうひとつ重要な点。夕方になると「ウユニ湖」みたいな写真が撮れました。帰宅してから気が付いたので、もっとちゃんと撮ればよかったです。
モザイクかけると変な感じになっていますが、水着履いていますのでご安心を・・・。
他にも数年前、ランタオ島の梅窩(Mui Wo)のSilvermine Bay Beachという所でも潮干狩りをしました。こちらは遠浅ではないので肩くらいまで水につかりながら水中でガリガリやりながら探すのですが結構採れました。暑い時期には水につかりながらの方が楽かもしれませんね。
ということで都会のイメージの強い香港ですが、ちょっと足を延ばせば大自然も満喫できるのが良い所です!!