香港を「もっと」好きになる活動記録

香港が好き!!と自信を持って言える様に、香港の良い所に目を向けて行こうと思います。

昔ながらの駄菓子とドライフルーツ屋さん【叮叮糖】【西九龍中心/ドラゴンセンター】

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今週から学校が一部再開された香港。政治的には不透明な状況が続く事が予想されますが、街中で制服の学生が楽しそうに歩いているのを見かけると目頭が熱くなるオッサンです笑

 

数日前の昼間、深水埗を友人と散策していたのですが、暑くなったのとトイレ休憩の為に「西九龍中心/ドラゴンセンター」に寄りました。ここはショッピングモールなのですが「洗練された」という表現とは異なる独特の雰囲気です。創業当時は室内をジェットコースターが走っていたそうですが、その頃に来たかったなといつも思います。

 

上層階にはマッサージ屋があったり、小さい規模のアクセサリー屋さんからネイルサロンなどがあって、まあカオスな雰囲気です。適当にブラブラして帰ろうと思った時に1階(日本でいう2階)のエスカレーター横にある屋台を発見。

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「老香港・・・」という事で昔ながらの駄菓子を売っている屋台でした。色々ある中で選んだのがこちらです。

 

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【叮叮糖】という飴です。「原味=プレーン」と「朱古力=チョコレート」を買いましたが他にも生姜とか薄荷もありました。これがかなり美味しかったです!!懐かしい味って言ってしまえば簡単なのですが、素朴で、少し日本のバター飴の様な食感で固いのですが噛むとパキパキって割れるような感じです。小さい袋なのでお土産にも良いかと思います。

 

この駄菓子を買おうとした時、店番をしていた女性から「あっちで支払って」と言われたのが隣にあるこちらの屋台です。

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こちらはドライフルーツを中心とした屋台なのですが、ロゴの女性が麗姐さんで、この写真に写っているオバ様です。駄菓子の会計をしようとしたら「こっちも見てってよ」と言われました。

 

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こんな感じで身体のどこに良いかが紹介されています。私はこういうのに弱いんです。例えば金柑でも色々な種類や味付けがあって、それぞれ違う説明が書いてあります。どんどん試食してって言われたので、かなり試食させてもらって友人と4種類買いました。お値段も半ポンド(226g)で40ドル(560円)とかなので、比較的良心的な値段の様に思いました。

 

お会計が終わった後で「何人?」と聞かれたので「日本人です」と答えると、オバ様、嬉しい事に日本が大好きだと。。。そしてせっかくだからもっと食べていきなさいよって事で今度は売り場に出ていない物を大袋から取り出し、ハサミで結構大きな塊を切ってくれました。

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その中で砂糖漬けされたピーチに少し塩を振った物が美味しくて、更に追加購入しました。今度こそと思ってお別れをして歩き始めたら、再度、呼び止められ、本当に買わなくて良いから、日本産のリンゴだけ食べてってと。

 

結局そこから更に数種類、出してもらったのですが、もうお腹いっぱいになったので帰りますと言って帰ってきました。荷物も重くなったので買わなかったのですが、パッションフルーツを干した物が美味しかったので、次回買いたいと思います。

 

という事で扱っている商品どうこうよりも商売スタイルが昔ながらな感じのお店です。もっと直接会話ができる様に広東語を勉強して置けばよかったなと思いましたが、思いがけず楽しく買い物が出来ました。