ガイドブックにも載っている有名な観光スポットでもあるフラワーマーケット【花墟道】に行ってきました。
1. フラワーマーケット【花墟道】への行き方
MTRの太子駅のB1出口から東の方(ネイザンロードとは反対方向)に徒歩5分くらいの地域です。メインはFlower Market Road【花墟道】ですが、Sai Yee Street【洗衣街】からPlaying Field Road【運動場道】にもお店は拡がっていますので、お見逃しなく。。。
中には写真撮影不可と表記しているお店があるので注意が必要です(特に花束のアレンジをしているお店など)。
2.お勧めショップ①【天晨村】(52 Flower Market Rd)
多種多様なデコレーションを販売しているお店です。今の時期はクリスマス一色です。見ているだけで飽きないです。
くるみ割り人形も大きさからデザインまで色々ありました。
ちなみに以前来た時は中華関連のデコレーションを売っていました。シーズンに応じて西洋から東洋(中華)へ変貌自在という香港らしいお店だと思いました。
※以前、ここで買った景気の良さそうな文字のお札(14㎝ x 6.5cm)。お金儲かりそう(*_*)なので、机に貼っています。お土産にも良さそう。
3.お勧めショップ②【雲来花藝】(12-14 Playing Field Rd)
今回、久しぶりのフラワーマーケットで気づいたのが、香港、空前の「エアープランツブーム」の様です。以前は殆ど見かけなくて、有っても地味な物が一種類とかだったのですが、、、
こんなに色とりどりのものが色々な店舗で販売されていました。特にこのショップはエアープランツに特化した品揃えになっていて、それを素敵なカゴや容器にディスプレイしていた為、おば様達で大賑わい。そして結構安いです(左上は4個で140円)。
以前にフラワーマーケットで買ったこのガラス容器、使い道が分からず放置していましたが、初めて役割を与える事が出来ました!!
4.季節を感じられる雰囲気
フラワーマーケットが楽しいのは季節を体感できるところです。今回はやはりクリスマスという感じでした。
香港でもクリスマスと言えばポインセチア。
もみの木?は既に値下げ開始。
5.足をちょっと延ばせばBoundary Street【界限街】
特に何もないのですが、この界限街、かつてはイギリスと中国の領土を分けていた道路だったのです。ここから南側の九龍地区と香港島はイギリスが中国から1860年に割譲した地域。そしてこの道路の北側に広がる地域は1898年にイギリスが中国から99年の期限付きで租借しました。
従って香港返還という時に法的にはイギリスはこの界限街以北のみを中国に返還するという事も考えられたそうですが、ご存知の様に全てを返還し、今の体制になっています。
もし当時、違う決断がされていたら、ここは国境になっていたのかな?と思うと感慨深いものがありました。
6.まとめ
いわゆる観光スポットではないのですが、植物関連がこれだけ密集している街は散歩するだけで楽しいです。切り花や鉢植えは必ずしも自然の状態ではないとは言え、植物の持つエネルギー、そして真剣なまなざしで買い物をしている地元のおば様達からエネルギーをもらえる気がするので、自分の中ではパワースポットです。。。
こちらでも詳しく紹介されています。