政府が各世帯に配布したのとは異なるマスクをつけて安倍首相が官邸入りした!!という記事を目にして、少し前の話ですが思い出したことがあります。それは日本で各世帯に2枚ずつ配布されたマスク(アベノマスク)が何故か中国のネットで中には1万円をこえる価格で転売されているとか。。。
実際に現時点でどうなのか確認しようと思ったのですが、検索だけでもサイト登録が必要なので断念しました。。。
香港政府から市民に支給されたマスク
香港でも政府から2種類のマスクが配布されました。香港のトップ、行政長官の姓が「林」=ラム(広東語読み)なので、一部、ラムノマスクと日本人の間では言われたりもしていました。
1. 布マスク(CuMask)
こちらは5月に支給された布マスクです。銅繊維が組み込まれていて、手洗いで60回は使えると言われています。先日の現金支給と同じく香港IDの番号や住所をオンラインで登録するだけで配送されました。
【實試】Cu Mask 開箱 可重用 6 層口罩 (有啲焗)
「男性の下着みたい」な外見だったり「銅繊維が肺に入る」など真偽の程は分からない噂、そして既に市場にマスクが戻り始めた時期だったこともあり、あまり街中で使っている人はみかけません。自分は個人的にはこの色も柄も好きなんですけどね。。。
1人一枚の支給でしたが「要らない」と言っていた友人の分も含めて私は2枚、いざという時の為に未開封で保管しています。
2. 使い捨てサージカルマスク
こちらは6月末から各世帯に10枚、郵便局から配送されました。個別に申請も必要なく、自動的に送られてきました。6月末というとマスクも普通に買える状態でしたし、感染の第3波も来ていなかったタイミングだったので唐突感があったのですが、もしかしたら第3波の到来を予測していたのかもしれません。
「同心抗病」と何となく意味の分かる強いメッセージ性のあるパッケージが良いのですが、中身は普通のサージカルマスクです。まだマスクの在庫が潤沢なので、こちらも保管しています。
香港政府支給のマスクは転売可能か?
では本題に。。果たして香港政府支給のマスクは高値で転売されているのでしょうか?香港と中国は近いし人の交流も多いので中国で人気という事はないだろうなと思い、日本ではどうかと調べてみました。日本でも香港好きな方は多いはずなので、もしかしたら💰になるかな?などと不謹慎な期待をしつつ検索してみました💦
結果的にヤフオクやメルカリで「香港」「マスク」で調べても関係ありそうなものは出てきません。出てくるのはワトソンズのツバメの巣のパック(マスク)など・・・。香港マスクには需要がないのか、それとも供給がないのか・・・
と思ったのですが、日本ではマスクの転売ってそもそも禁止されていますよね・・・それで出品する人もいないのかとの結論に。でも転売禁止って日本のドラッグストアで買った物を高値を付けて販売する事では?と思ったのですが、消費者庁のサイトのQ&Aによると下記の記載がありました。
香港政府から支給されたもので、スーパーで購入した訳ではないのですが、やはり「マスク」というもので困っている人からお金を儲ける様な事は良くないという事ですね。そもそも香港政府支給のマスクに対する需要というものも未知数ですし・・・
いつまで続くか分からないコロナ禍です。せっかく香港政府から支給されたので、大切にとっておこうと思います。でも使わないうちに早々に終息する事を願っています。