香港を「もっと」好きになる活動記録

香港が好き!!と自信を持って言える様に、香港の良い所に目を向けて行こうと思います。

香港での家探しに便利なサイトと手順(前編)

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家賃が高くて有名な香港ですが、今は景気の不透明感から下がり傾向と言われています(それでもかなり高いですが・・・)。私も契約の更新時期が近づいており、引っ越しをするのか住み続けるかを考えています。

 

予算が低いという事もあると思いますが、ちょうど良い物件が少なく、香港での家探しには散々苦労をしてきています。今日は香港での家探しの手順を香港内で過去に3回引っ越しをした私の実体験を元にご紹介します。

 

 

1. 香港の賃貸契約

香港での賃貸契約は2年間で1年フィックスという物が一般的の様です。これは契約期間は2年間、ただしフィックスの1年間は必ず双方が契約を履行しなくてはならないという意味です。

 

例えば駐在の方がフィックス期間の途中で帰国する事になった場合、残りの数か月分の家賃を請求される事もありますし、2年契約でも1年たてば大家さんの意向で追い出される事もあるという、大家さん側が有利で日本とは異なる契約になります。

 

なお契約時に保証金が家賃2か月分(通常返金されます)、不動産屋さんを通した契約の場合は家賃の半月分を手数料として支払います(大家さんも半月分を支払う)。

 

2. 相場を知る

日本でも同じですが、家を探す前には譲れない条件を固める事が大事です。その条件を固める為にはまず相場を知る必要が有ります。私が参考にしているサイトは下記の2つです。

Hong Kong Property for rent | squarefoot.com.hk

賃貸(Rent)のページで地域、間取り、広さ、家賃の設定をして検索する事が出来ます。なんとなく印象ですが掲載している写真も物件のイメージをしやすいものが多く、どの地域にどういう物件(マンションや建物)があるかを知るには便利です。

 

ただし実際に物件を探す場合、家賃の設定が1万ドル(14万円)刻みです。家賃14万円の物件と28万円の物件という別次元の話で検索されてもね。。。と思います(表示結果をソートすれば良いのですが)。

 

また掲載されている物件も不動産屋さんが載せているので、いわゆる釣りというか、既に成約済みの物件をいつまでも(頻繁に更新して)載せているケースも有ります。問い合わせをしても返事が無かったり、既に成約済なのでと言って色々こちらの条件を聞いた上で放置された事も何度もあります(おそらく私の条件が厳しいからかと)。

 

Buy & Rent Hong Kong Property - 28Hse - Apartments, Homes, Real Estate for Sale

こちらのサイトはより、ローカル色が強くなります。検索設定も家賃を細かく刻めますし、物件の築年数の指定もできるなど、より実践的です。また特徴として下記の画像にマークした様に大家さん(Owner)が自ら掲載している物件もあるので、その場合、不動産屋への手数料(家賃半月分)が不要ですし、直接問い合わせができるので話が早いです。

f:id:KyuTA:20200310183248j:plain

 

 

3. 譲れない条件を固める

ある程度の相場を知った上で家賃、広さ、間取り、地域などを固めます。日本人ならバスタブの有無も気になるかと思いますが、それは上記のサイトでは必ずしも掲載されていないので実際に問い合わせる、または物件を見に行くまでには考えておいた方が良いです。同じく家具や家電の有無も重要ですが、こちらは契約時に交渉する事も可能ではあります。

 

そして私の家探しを更に困難にするのがペット可か否かという点です。香港ではペットを禁止している物件(マンションなどの建物自体)が多いです。また建物自体はペット可でも大家さんによるNGもあります。

 

4. 後編へ続きます。

長くなってしまったので、続きは下記の内容を明日にでも書きます。

・不動産屋さんについて

・物件を観る上での注意点

・大家さんとの交渉

今日はここまでにします。