香港を「もっと」好きになる活動記録

香港が好き!!と自信を持って言える様に、香港の良い所に目を向けて行こうと思います。

香港で1日で家を探す為に必要な4つのコツと心構え

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先日ツイッターで「こんな非常事態だからこれから2か月は家賃払わなくて良いよ」と大家さんからメールをもらったイギリスに住んでいる方の書き込みを見ました。こんな状況なら香港でも家賃、下がるかな?と期待をしていた私に大家さんから届いたメールには「5月からは家賃、2,000ドル(28,000円)アップするけど契約更新する?」と。

 

現状の家賃を考えると28,000円ってかなりの大幅アップです。。。しかも「不動産屋さんの情報だと相場的には5,000ドル(70,000円)くらいは上がっているらしいから特別よ!と付け加えられていました。これ、交渉の余地ゼロと察し、引越しを決断しました。

 

という事でブログは少しお休みをし、香港での4回目の家探しをしていました。こういう時期なのであまり出歩く事は避けたかったので、事前調査を進め、物件の内覧は結果的に1日だけで家を決めました。

 

今回は香港で1日で家を探すコツと心構えをご紹介します。

 

 

1.【狙うのは大規模住宅(マンション)】

ネットで検索していると様々な物件が出てきますが、以前ご紹介したサイトで検索する際にも「Apartment」でも種類がいくつかあります。

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「Estate」が大規模住宅(マンション)、「Stand-alone Building」が単独の建物、「Public HSE」や「HOS」はいわゆる公団(普通はペット禁止)、「Village House」は村屋と言われる低層の住居などです。

 

この中の「Estate」は数棟から20棟以上など規模の大小はありますが、同じEstate内でも複数の空き部屋がある事が多く、築年数も同じで基本的な設備も似通っているので探しやすいです。

 

一方で「Stand-alone Building」となると同じ地域でも建物によって全く状況も違うので、探す上での効率は非常に悪くなります。

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本当はこの画像の様な古い建物で内装がきれいになっている様な所に憧れ続けているのですが、運よく見つけられても即入居が出来なかったり、空いていても現在の住宅の契約解除日まで待ってもらえず、重複して家賃が発生してしまうなど、時間的にも金銭的にも余裕がないと難しいです。

 

なので今回はとある地域の予算に合いそうな「Estate」に絞りました。ここまでが重要で、情報収集から比較に4日程度は費やしています。

 

2.【内覧時の注意点】

実際に直接現地に行き、近隣の不動産屋のN社に行きました。条件を伝えて早速部屋を見せてもらいます。先ほど、同じEstateなら築年数も同じと書きましたが、実際には完成時期が一期とか二期とかに複数に分かれているケースもあります。また同じ「期」であっても間取りや内装の状態に結構なばらつきがあります。加えて洗濯機や冷蔵庫はあるのか、家具の有無なども部屋ごとによって違います。

 

私は家電は必要なのですが家具はそこそこあるので、自分の家具のサイズを予めメモし、この間取りだと置けるのか?などをメジャーを持って真剣に確認しました。N社では合計8部屋を見せてもらい、まあまあかな?という様な部屋が2物件ありました。

 

続いてC社に行き、同じ様に部屋を見せてもらいます。新たに5部屋を見せてもらいました。このC社に見せてもらった中で一番気に入った部屋が、事前にネットに掲載されており気になっていた部屋でした。掲載されていた家賃よりも下げて〇〇ドルになるなら・・・と伝えて、その日は帰りました。

 

3.【家賃の交渉と不動産屋さんから聞いた裏情報】

前日、○○ドルならと伝えたのですが、翌日の午前中にC社から下げられないとの電話がありました。不動産屋の手数料は家賃の1か月分なので、家賃が下がって得することはないです。そもそも大家さんに交渉してくれたのかも定かじゃない。。。他にも住めそうな部屋を見ていたので焦らずに「他社で見た部屋も気に入ってるので家賃交渉中だから・・・」と言っておきました。

 

一方でN社からも電話がかかってきたので正直にC社で見た〇棟の〇階の部屋を家賃交渉中と伝えたところ「あそこは下がらないよ!!」と言ってきました。彼女が言うには不動産屋がネットに掲載をする際、手持ちの物件、全てを載せる訳ではなく釣れそうな物件を載せるらしいのですが、その際に掲載する家賃は必ずしも大家さんの希望している家賃とは限らないそうです(釣る為に低く載せるらしい)。真偽の程は分からないですが、この物件はまさにそれなので、掲載されている家賃よりも下がる可能性は低いとの裏情報。。もし客が釣れても、他に興味を示している人がいるとか言って家賃を吊上げる魂胆らしいです。

 

幸い、N社の存在を匂わせたため、C社も真剣になり大家さんと交渉してくれて、少し下がりました。それから何度かやり取りをして、希望までは下がりませんでしたが、更に下がったので合意をし、先日、無事に仮契約をしました。

 

4.【隣人は選べない事は認識する】

実はこの物件(マンション)、7年前に家を探すときにも見に来ていました。その時、エレベーター内で飛び跳ねて騒いでいる子供がいたのですが、母親が注意もせずに無視してスマホをいじっていて、印象が悪くなり却下した経緯がありました(それ以外にも理由はありましたが)。

 

しかし香港生活が長くなり学びました。こんな事は日常茶飯事である事を。。そして隣人は選べません。過去に住んでいた閑静な部屋が下の階に新しい住人が入った事で大変な目にあった事もあります。 

www.kyuta.work

今の部屋も一年程前に上階に引っ越してきた人の行動がかなり怪しいです。。。夕方には子供の様に泣きじゃくる声がしたり、深夜2時過ぎに室内で飛び跳ねている様な音や家具の配置を変えている様な音がしたり(女性一人暮らしとの情報有り)。

 

結局、集合住宅って気にしない鈍感さも必要かなと思います。

 

【まとめ】

もちろん今回も多少の妥協もしていますが、賃貸ですし・・・。とにかく手っ取り早く決めたかったのですが、結果的に今よりも家賃が結構下がったのが何よりも嬉しいです。まあ住んだら色々とあるかもしれませんが、とりあえず満足の行く、家探しが出来ました。あとは引っ越しまでに荷物の整理をこつこつ進めます。