最近、少しモヤモヤしている事があります。ツイッターに以前、ちょっと書いたのですが近所で見かけるホームレスと思われる男性。我が家の近所にはホームレスの人が多いのですが、この男性はおそらく30歳前後の様で、それも有り、以前から印象に残っていました。
去年から近所で時々見かけるホームレスと思われる男性。久しぶりに見かけたら服がすっかりボロボロになり肌が露出してた。何も出来ない自分だけどこの団体にメールし、少し寄付を。救いが彼の元に届く事を祈る事しか出来ないけど。
— KyuTA (@KyuTA45757182) 2021年4月16日
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今日はこのツイート以降の話を記事にします。特定の人や団体を批判するつもりはないことをまずはご理解願います。所詮、自分だって偽善者なので・・・。
支援団体からの返事(メール)
まず状況なのですが「服がボロボロ」と書きましたが、実際のところ、そんなレベルじゃなく後ろから見るとお尻(地肌)が一部、露出してしまっている状態なんです。そのあたりも含めて支援団体に何とか彼を助けてもらえないかとメールをしました。
数日後に返事をいただいたのですが、寄付の御礼、団体の活動内容の説明、そして「その人に我々のシェルターに来るように勧めてあげてください」との事でした。そしてメールにはシェルターの住所などが記載されたインビテーションレター(中文と英文)が添付されていました。
自分としては他力本願なので「定期的にパトロールして気にかけておきます」という様な回答を期待していたのですが・・・。
近所のコインランドリーに貼紙
更に数日後、たまたま通りがかったコインランドリーの扉にその男性の顔が分かる写真が貼りだされているのを発見しました。その写真と一緒に「この数か月、この男性がお店に入り込み、業務の妨害をされて困っています。警察にも何度も相談しましたが、どうにもなりません。どうしたら良いでしょうか?彼を助けてあげてください!!」との事。
他にも気にしている人がいたんだと一瞬、思ったのですが、何度も繰り返し読むうちに、本当の目的は「もう店内に入らないで」という警告の様な気もしてしまいました。
支援団体に再度メールと回答
この貼紙の写真を撮り、再度、支援団体にメールをしました。このコインランドリーの人も困っている様なので、団体の活動やシェルターの場所を教えたら良いのでは?と。お店の電話番号もメールに添えて送りました。
その数日後、回答が来たのですが、個別の案件をフォローするリソース(人的・金銭的)が無いので、残念ですが対応が出来ませんという内容でした。冷たい様な気もしましたが、冷静に考えてみると、確かにホームレスの人はたくさんいる中、本人の希望も知らずに勝手にこの支援団体が追い回すのも違うと思うしな。。。
単に他の人よりも圧倒的に若いという事で記憶に残っているから気になっているだけで、他のホームレスの人にそこまで関心を持っている訳でもないし、一体、自分は何がしたいんだろうか?とモヤモヤしています。とりあえずインビテーションレターはプリントアウトして持ち歩く様にしているのですが、内心、見かけないと良いなとか思っている自分もいます。
地味に支援団体に定期的に寄付くらいはしようと思ってはいます。
拡がる格差と下がらない家賃
そんな香港ですが富裕層は増えているとか・・・
1億4千万円以上の資産を持つ人が増えているとの事で、記事にも書いてありますが、富裕層の持つ資産の7割が不動産との事です。なんだか複雑です。
住む場所さえ有れば、、、って言っても、その住む場所の確保が何よりも大変な香港。外国人である私も働けなくなったら転落するスピードは速いんだろうなと不安になります。「高みを目指そう」と思う人にはキラキラした街ですが、そうではない人、または高みを目指そうにも目指せない事情のある人には過酷な場所かもしれない。そう思わされた出来事でした。