香港を「もっと」好きになる活動記録

香港が好き!!と自信を持って言える様に、香港の良い所に目を向けて行こうと思います。

マンションから二人目の感染者が発覚【コロナウィルス】

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先日、同じマンションから感染者が確認されたと記事を書きました。 

www.kyuta.work

1人目の感染者はイギリスから戻ってきた10代の学生(高校生)との事でマンションの中で感染した訳でもないので大丈夫!!と思っていたのですが、それからわずか数日で2人目の感染者が出たとの管理会社からの通知が、、、

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短期間で続いたので流石に驚いたのですが、今回のケースも「imported cases」なのでパニックは不要との説明があり、前回同様に共有部分を消毒しますとの案内でした。

 

政府のウェブが更新されるのにタイムラグがあるのですが翌日には詳細が分かりました。今回は20代前半の女性でアメリカ帰りとのことです。前回はイギリス、今回はアメリカですので、2つの例に関連もなく、たまたま同じマンションだったという事が分かり、少し安心しました。

 

更には利用した航空会社やフライト、座席番号までも公開されています。

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同じフライトで複数の感染者がいるケースも多いです。

 

住んでいる場所、利用したフライトまで細かく公開することで、分かる人には確実に個人が特定できてしまうと思います。前回も書いたのですが同じマンションだからと言って、出来る事も限られるなか、不安が無駄に大きくなるケースもあるようにも思え、「本当にここまで情報開示する必要はあるのか?」と若干懐疑的な気持ちもありました。

chp-dashboard.geodata.gov.hk

 

このウェブですが年齢、性別、フライト情報以外にも「onset(発症日)」「confirmed(感染が確認された日)」が記載されています。家のマンションの人はどちらのケースも香港に到着後、3日後に感染が確認されています。一方で発症日はイギリス帰りの子はフライトの4日前から、アメリカ帰りの人はフライトの前日から症状が出ていたようです。従って香港に戻っても既に症状も出ていたのであれば、マンションに滞在した時間は短いのではないか?という細かい行動パターンが想定されます。

 

単なる興味で調べていたのですが、年齢、性別以外にも細かい行動パターンが見えてくることで、私の中で単なる「感染例」から「個人」という認識が強まりました。会った事もない2人ですが既に症状が出ている中、異国で香港に戻る日を不安な中で待ち、そして12時間以上のフライトをどんな気持ちで過ごしたのかと思うと、泣けてきちゃいます。。。

 

志村さんが亡くなった事で単なる数字ではなく「人」に関わる病気だと強く実感したのと同じ事だと思うのですが、その数字分の人や家族が関わっているんだと思うと絶対に感染したくないし、人に感染させたくないと思えました。