三連休の最終日だった昨日、連休らしいことを何もしていなかったので、急遽、散歩がてら南山邨（Nam Shan Estate）に行ってきました。何せこの南山邨は香港観光局のホームページでも「フォトジェニックな香港6選」の中でPMQやビクトリアハーバーを抑えて2番目に紹介されている場所です。古い建物好きな私としては、必ず訪れたいと前から思っていた場所のひとつでした。
南山邨（Nam Shan Estate）の行き方
MTRの石硤尾（Shep Kip Mei）駅から徒歩10分程度ど交通の便の良い所にありました。駅から歩いていく途中も比較的住宅が密集している地域とは言え、青い空や遠くの山が見え、気持ちが良かったです。そうこうしている内に目的地が見えてきました。
水色と鮮やかな黄緑色という思ったよりもカラフルな色合い。なんかインスタで見たのと違うな、、、というのが第一印象でした。
南山邨（Nam Shan Estate）の見どころ
街市（市場）の上に児童公園的な所があり、そこからの写真が映えるとの情報を得ていたので街市を目指します。前の画像の手前の緑の屋根の低層の建物に「南山商場」と書いてあるので、そこから上がりました。屋根に覆われた通路を歩いていくと街市の上に出ました。ここから見下ろす街市も色鮮やかです。
そして目的地の児童公園まで階段を上ってみると拡がるのがこの景色です。
人、多いな、、、とまずは驚いたのですが、後は外側から見た水色と黄緑色は違って、素朴な味のある印象です。そして各家の玄関の門がかわいいと思いました。
モザイク処理をしているので分かりにくいのですが、ここにあるジャングルジムを入れた構図が良いらしく、皆さん、順番待ちをしています。若い人だけじゃなく、比較的、年配の方もいましたが、ポーズをして撮ったり、何ならジャングルジムに登ったり皆さん、もの凄い晴れやかな笑顔で、、、😁 私は遠くから見ているだけが精一杯でした。
見ているだけで楽しくなったので、児童公園を離れ、少し、付近を散策してみました。この街市の階段の色褪せた感じも実にフォトジェニック！！
住宅棟側に行ってみると、中心部に運動場（バスケグラウンド）があり、その一階上にはグラウンドを取り囲むように歩道とベンチが併設され、お年寄りが涼んでいました。そして柵という柵に表示された強めのフォントによる注意事項。
「洗濯物を干すの禁止」です。確かにこんなに開放感があって気持ちの良い風が吹いていたら、布団とか欲したくなるな・・・と思いました。
まとめ
過去にも古めの公営住宅に見学に行ったりしているのですが、建物だけが魅力なのではなく、そこに暮らす住民や訪れる人達を含めた生活感や空気感が好きなんだなと改めて感じました。古くからある住宅地に根付いたお店や街市だったり、その古い建物に見学に来る若者だったり。
そして今回、たまたま帰る途中で敷地内で目撃した作業員の方。塀を南山邨のテーマカラーのひとつである黄緑色に塗装をしていました。これ、単に塀を塗装しているのではなく、文化財保護レベルですよね。
他にもインスタ映えすると言われている公営団地は数多くあるので、今後も少しずつ回ってみたいです。過去の関連記事もよろしければご覧下さい。
