まだまだコロナによる規制が続いている香港ですが、成果が出つつあるのか、徐々に規制内容にも変更が出ています。流動的なので具体的な内容を常に把握できているかというと自信がないのですが、個人的に嬉しかったのが8月25日に発表されたこちらです。領事館からのメールをお借りしました。
2 上記1の措置について、感染状況の緩和及び市民生活の需要に鑑み
(1)レストラン等での店内飲食は午後9時まで可とする。ただし
(2)映画館、エステ・ネイルサロン、一部の身体接触が少ない屋
相変わらず公共の場所での集合は2名までなのですが、運動中はマスクをしなくても良いとの通達です。この通達を受け、先日の平日、友人と2020年初の海水浴に行ってきました!!
といっても政府が管理している海水浴場はいまだ閉鎖中です。そこで目指したのが政府指定の海水浴場ではない海沿いのエリアです。空港のあるランタオ島の南部には「海水浴場」がいくつかあるのですが、その海水浴場に隣接する地域は単なる海外なので、規制には当たらないらしいと。。。
当日、昼過ぎに東涌駅(トンチョン)からランタオ島南部の海外線沿いを走るバスに乗り、Google Mapを見ながら海水浴場ではない、海の近くのバス停で適当に下りてみました。林の向こう側は確実に海ですが、どうやって向こう側に行こうか?と考えていると、同じバス停で降りて先を歩いていた人がすっと視界から消えました・・・
その消えた場所まで行くと、何てことない、普通に海辺に降りる階段があります。その階段を降りると目の前に広がるのはまさにビーチ!!
これ、人が写らないアングルで撮影したのですが、結構、人、いましたが、お互い、距離をしっかり保てるので安心です。ただ「海水浴場」ではないのでシャワー、トイレ、売店、鮫除けネットはありませんし、ライフガードも当然いませんので、注意が必要ではあります。
管理されていないとは言え、ゴミ箱はありましたし、きれいな砂浜がずっと続いています。そして香港人すごい!!と思った事があります。確かにシャワーはないのですが、山からちょろちょろと海に流れてくる小川が砂で堰き止められ、ちょっとした即席のダムみたいなものが出来ていました。そこには誰かが置いていったバケツがあり、皆さん、そこで砂を洗い流しています。友人は「これ、生活排水じゃない?」とは言っていましたが、、、
ここで3時間くらいのんびりしました。暑くなれば遠浅なので海に入ったり。。。なんか今年、初めて夏らしい事をした!!とリラックス出来ました。香港では10月中旬くらいまでは泳げます。コロナ次第ですが、また行きたいと思いました。
ちなみに屋外での運動時のマスク不要という通達が出たので私は行く気になりましたが、以前から友人、知人は結構、ビーチに行って楽しんでいました。しかもガンガンSNSに写真を載せつつ。。。先程の「即席のダム」もそうなのですが、なんだか環境や状況に応じつつ柔軟に対応する逞しさを実感しました。