香港のバレンタインは「情人節」と呼ばれ日本の様に女性から男性にチョコレートを贈るというよりは男性から女性へ花束やプレゼントを贈るのが一般的です。職場に彼氏や旦那から花束やプレゼントが届けられた女性スタッフが地味にマウンティングしあうのを眺めつつ「家でやれ!!」と内心思う昭和系男子です(←性格の悪さダダ洩れですね)
さて、手作りチョコレートですが、初めてその言葉を聞いた時はカカオ豆を焙煎してその他の原料を混ぜて作っているのか?とすごい事を想像していたのですが、ある年、姉が作っていたのを観察して「溶かして固めただけじゃん!!」という現実を知りました。。。
まあでもハンバーグを作る時に牛を自分でさばいている訳でもないですし、何かを足したりすれば立派な手作りですね。
ということで遅ればせながらバレンタインに乗っかる感じで「手作りチョコ」を作ってみました。
<使ったもの>
ダークチョコーレート、安くなっていて以前買ったのですが、にがいし飽きるし、あまり好きじゃなかったのでアレンジしてみました。お相手はハンバーグを作った時に買ったナツメグ。
<手順>
手順といってもチョコレートを湯煎し、ナツメグ、塩、胡椒を全て適当にいれ、型に入れて冷やしただけです。まさに溶かして固めるだけ。。。ちなみに湯煎はネットで調べたのですが、熱湯ではなく50-55度程度の温度で溶かす方が良いそうです。
※注意
後から知りましたがナツメグの大量消費は幻覚などの副作用が生じる可能性があるそうですので分量には注意して下さい。
ナツメグは食べ過ぎに注意!毒性・致死量・1日許容摂取量について|ひらつかスパイス農園
<完成>
一晩冷蔵庫で冷やして完成です。このシリコン型、氷を作る時に使っていたのですが、今の家の冷凍庫は狭いのですっかり存在を忘れていました。氷を作る時には気づきませんでしたが、エッフェル塔にPARISの文字が出て可愛い・・・。湯煎したチョコレートがどろどろ過ぎたので模様があまりきれいに出なかったのかもしれないですが。もう少しサラサラにするには牛乳でも足せば良かったのでしょうか?
そして味ですが、これが驚く程の美味でした。板チョコの硬さがなくなり、生チョコみたいに。そしてナツメグや塩・胡椒の作用なのか、味に甘さと深みがでて、ワインのおつまみに最適な味かと思います。自分の中では大成功でした。
超簡単ですが思った以上の結果を出せた実験的な試みですが、これは手作りといっても良いのでは?思いました。