明けましておめでとうございます!!
大晦日に記録的な新規感染者数が日本では発表されましたが、香港もまだまだ気が抜けません。コロナ対策で飲食店の通常営業は18時まで!!とか公共の場所では3人以上の集まりは禁止!!など規制をする事で香港政府としては極力外出を避けて欲しい様ですが、、、既に第4波の香港。「慣れ」というと語弊があるかもしれませんが、週末ともなると繁華街はちょっと怖い程の密です。加えて郊外のハイキングコースも結構混んでいるらしいです。
そんな中、人混みを避けながらも出かけたいと言う我儘な欲望を満たす場所を発見しましたのでご紹介します。
目指せ!!昴船洲(Stonecutters Island)
九龍の西のはずれに位置する昴船洲、以前から地名は知っていたのですが、いったい何があるのか知らずに10年・・・。香港人の友人に聞いても知らないどころか位置すら知らない様な場所でしたが、とある記事を目にしてから興味も持ち始めました。それがこちらの記事です。
橋の真下(橋底)からの景色が素晴らしいという様な事かと理解しました。この記事に掲載されている画像をみてから行きたくてうずうずしていました。
昴船洲への行き方
先ほどの記事にはMTRの葵芳駅からミニバスと書いてあります。他にも荔枝角駅からのミニバスも見かけた事があるのですが、、、私は荔枝角駅から歩いていきました。というのはそもそもAEONに行くつもりで駅から歩いていたのですが、そのままの勢いで急に思い立って目指していました。
雑ですが赤い線が当日歩いたルートです。AEON荔枝角店から昂船洲大橋觀景點まで、所要時間50分でした(片道)。
見どころ満載!!
観光地区でも住宅地でも商業地区でもないこの地域、日曜だとひっそりしています。ただ巨大建築物が好きな自分には見どころ満載でした。
まずはイオンから昴船洲方面に向かう歩道橋。これが長い上に雰囲気があるんです。。。
この時点でテンション、爆上がり。レトロなのか未来的なのか自分でも分からないのですが、低めの天井の歩道橋がずーっと続いていく景色が萌えます。
歩道橋を終えて地上に出ました。昴船洲は元々は島だったのが埋め立てられてで龍と陸続きになったとの事。のどかな埠頭?があるのですが、この辺りは九龍なのか元々島だったのか埋立地なのか?かgoogle mapを見ながら妄想が捗ります。
倉庫だったり船の補修をする会社だったり。。。日曜日なので閑散としています。
更に先に進み、高速道路の下の道をずっと歩きました。人がいない。。。
道の横にはコンテナヤード。これにも萌えます。
あまりに人がいないし、この道で合っているのかと不安になり始めると橋が見えました。この曲線、、、美しすぎます!!
更に進むと数分で目的地が見えてきました。
久しぶりに見かける人類にほっとしました。
対岸は青衣という島です。狭い海峡ですが大型のコンテナ船が通ったり、結構、ダイナミックな景色が堪能できます。瀬戸内海な雰囲気です(対岸は勝手に呉の造船所な気分)。かもめも飛んでます♪
自撮りが苦手な自分ですが、ついつい自撮りをしちゃう様な景色です。
歩いてきたのは自分くらいで皆さん、自家用車だったりタクシーで優雅に乗り付けていました。日没時や夜景が綺麗らしいのですが、何せ独りぼっちだし、50分かけてイオンまで戻り、そこで買い物する必要があったので、30分くらい景色を堪能してから帰ってきました。
まとめと苦言
もともと、巨大な建造物が好きなので、目的地だけではなく道中の高速道路の美しさやコンテナヤードの景色に魅了され、一人で薄ら笑いしながら50分かけて歩きました。今度は仲間をつのり、夜景も見に行きたいスポットです!!
そして苦言。。。。インスタ映えだかなんだか知らないけどゴミのポイ捨て、酷すぎます。。。すぐ近くにゴミ箱あるのに。
景色を楽しみに来た人がゴミをポイ捨てって悲しすぎませんか?!誰がどうのこうのじゃんく、自分が住む街を大事にしたいなと思いました。次回は箒と塵取り持参で行きたい気分です。
ちょっとマニアックかもしれませんが、自分的には非常に満足度の高い場所でした。香港ってやっぱり字のごとく「港」なんですよね。。。色々な所から海が見える景色があるのですが、その感じ方も人それぞれな感じで。。自分はこの景色を見ながら渡辺真知子さんの「かもめが飛んだ日」がずっと頭の中で流れていました。
人混みを避けつつ素敵な景色を見たい方へのお勧めスポットでした。