クレジットカードの年会費、使用金額に応じて免除というのは日本でもあるかと思いますが、香港では交渉次第で無条件で免除になるのです。まさに言ったもん勝ち!!という弱肉強食の香港システムだと思います。
何枚か持っているクレジットカードですが、個人名義のものは元々年会費無料だったり、使用金額などで免除になっています。ただ会社名義のHSBC銀行のクレジットカードが980ドル(14,000円くらい)の年会費の請求が毎年7月頭に来ます。
最初のうちは知らないで払ってしまいましたが、払わないで良いなら払いたくないので、ここ数年、毎年の様に交渉をして免除してもらっています。どの様に交渉したのかをご参考までにご紹介します。
1. 年会費を支払った後なのに交渉してみたら。。。
そもそも会社名義のクレジットカード、念のために作った様なもので、ほとんど使用していませんでした。しかし年会費を支払った数週間後に知り合いから「交渉したら払わなくて良い」と聞いたので、カスタマーサービス(CS)に電話をしてみました。
事前に交渉の方法として、いざとなればカードをキャンセル、年会費は日割りで返ってきたらよいかなくらいのことを考えていました。
(私)あの~、年会費の件でお伺いしたいのですが。。。
(CS)状況お調べしますね・・・。7月〇日にお支払い済ですので来月返金しますね!
返金?!交渉どころか、問い合わせしただけなのに。。。電話つながるまでに使用言語をセレクトしたり、自分のカード番号を入力したり、通話開始までの待ち時間はあるものの、実際に会話をしたのは1分程度でした。そして翌月にはちゃんと返金されていました。
欲張ってその前の年の分も言ったら返してくれたのでしょうか?
2. 年会費の請求が来た時点で電話で解約したいと伝える
この数年はこのパターンです。CSに電話をしてカードを解約したいと伝えます。すると電話では解約できずに支店のカウンターでの解約申し込みになると言われるので、「使ってもいないのに年会費高いし・・・」というと、あっさり「年会費、払わないで良いですよ~!!」ってなります。その電話だけで対応は不要。請求はキャンセルされます。
3. インターネットバンキングのチャットで手続き(今年)
今年も電話をしたのですが、回線の接続不良という感じで、聞き取りにくいまま、電話が切れてしまいました。そこでインターネットバンキングのオンラインチャット機能を思い出して話しかけてみました。AI(人工知能?)かと思ったら、ちゃんと担当者とつながります。
(私)年会費、高いし、そもそも使ってないから。
(CS)年会費免除の手続きはこちらで出来ますよ!!
年会費免除の手続きっていっても、そのチャットでフルネームを伝えただけで終了です。電話したのが一昨日ですが、本日時点で確認したら、980ドルの年会費の請求が取り消されていました。電話よりも圧倒的に楽で、おすすめです!!
まとめ
私の場合はカード廃止でも良いという最強の交渉材料があるので、その他の方にはあまり参考にならないかもしれません。そもそも香港発行のクレジットカードを持っていなければ、まったく関係ないですね。。。他の国でもこういう事はあるのでしょうか?
とは言え、本当に使わないので、そろそろ本気でカード廃止を支店まで行って手続きして来ようと思っています。