2ドルショップの後、せっかく深水埗に来たのだから大牌檔(ダイパイドン)に行きたいと友人が言い出しました。大牌檔とは香港式の居酒屋というか半屋外レストランというのか。。路上にテーブル出してワイワイ食べる感じのお店です。
たまたま通りかかったこちらのレストランに入りました。
かなり手広くやっている様で通常の店内スペース(複数店舗分)もあれば路上(歩道)に設置されたスペースもかなり。ほぼ1ブロック分という感じでした。
20時くらいでしたが外の席はかなり埋まっていたし、暑かったので、邪道な気もしますが室内の席にしてもらいました。検温する事もなく奥の席に案内されたのですが、まず気になった事。
テーブルの真横の壁に取り付けられたトイレットペーパー^^
元、トイレだった場所を改装してテーブルを置いたの?と思い周囲を見渡すと、他にも壁にトイレットペーパーが複数、設置してありました。かといってすべてのテーブルの横にあるという事でもないです。テーブルにトイレットペーパーが置いてあることは見た事あるのですが、これは初めてでした。
メニューはこんな感じです。一応、英語表記も有りましたが、オーダーは友人に任せました。
まずはビールなのですが、この様なお店だとビール係の女性がいます。ビール会社の制服を着ているのですが、なんか昔のレースクイーンというかバブル臭のするド派手な制服です。しかしすっぴんというギャップ😂
まず出てきたのがこちらです。
Blood Jello with Chinese Chives 68ドル(950円)
中国語だと猪紅というやつです。「Jello」なんて可愛い響きですが豚の血を固めた物です。豆腐というよりはババロアみたいな食感で臭みも全くありません。ニラとニンニクの香りもして、非常に美味しかったです。
続いてはこちら。
Deep Fried Pork Intestine 95ドル(1,300円)
豚の腸を揚げた物です。写真の表面(腸の外側)はカリっとしていますが、反対側(腸の内側)はちょっとグチャっとしています。これは臭みが強くて好き嫌いが分かれるかと思います。私は苦手でした。
そしてこちら。
Steam & diced Fish Head with Black Olive & Baby Ginger 108ドル(1,500円)
写真はイマイチですがかなり美味しかったです。魚の頭をオリーブ、生姜、香草と蒸した物です。魚の頭は骨があるのですが、簡単に骨から離れます。これで何尾分の頭なのか分かりませんが、ぷるぷるとした食感で白米との相性も良かったです。
この他に写真を撮り忘れましたがアサリを炒めたものも頼みました。こちらはなんかぬるくて友人がおばちゃんに文句を軽く言ったら「厨房から持ってくる間に冷めた」と言われました😅味ですがピリ辛でビールに合う味でした。
合計4皿で白米(2人分)、ビール2本で確か250ドル(3,500円)。高級感は無いですが店内も賑やかで楽しい雰囲気です。次回はもう少し大勢で行って色々な食べ物を頼んでみたいと思います。
室内、冷房がかなりきついので、要注意です。